月別アーカイブ
- 2024年12月
- 2024年9月
- 2024年6月
- 2024年4月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年1月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年4月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年8月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年3月
- 2019年11月
- 2019年9月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年7月
- 2018年4月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年3月
- 2017年1月
- 2016年10月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
SAI DIARY
PET-CT 受けてきました
2014年9月13日最近、周りに若くして癌になった人が多すぎて、ちょっと心配になってきます。
患者さんの一人がPET-CTを受けてこられ、口腔粘膜に反応が出たので、診察に来られ、
資料を見せていただいたのですが、あまりにも鮮明にデータが出るので、ここ最近の
PET-CTの技術に驚きました。
若くして、通風だとか結石だとか、それはそれで問題ですけど、やはり癌だけが命の危険に
直面するので、癌が無いことを確認したくなり、受診することにしました。
ついでに頭の中もMRIでチェックして、全ての腫瘍マーカーもオプションでつけてしまいました。
人間ドックや健康診断は、補助金が下りるのでいいのですが、結構、体の中を個別に精査するのは
大変ですよね。PET-CTは全身を20分ほどで撮影するのでそれは良かったです。
ただ、1時間ほど、本も読まず、体も動かさず、考えてもいけないので、つらかったです。
結果は2週間後。こわーい。
顎関節症
2014年9月3日先日、顎関節症の治療中の患者さんが紹介で来られました。
マウスピース入れて1年になるけれど、良くならないということでした。
近所の歯科医と大学病院で、両方とも歯並びが悪いといって、マウスピースを作って治療をしたとのこと。
60歳過ぎている患者さんで、歯はすべて揃っていて、歯並びは良くはないけれど、50年間その歯並びなのだから、今更、歯並びだけで、関節の痛みを決めてしまうのは、どうでしょう。
切端咬合気味で、側方前方運動共に引っかかるところはないのです。マウスピースは引っかかりを外す意味もあるので、何のために入れるのかちゃんと考えたら、マウスピースが今必要でないことは分かるはず。
最新の研究では、歯並びからの顎関節症は15%というデータ。
患者さんの補綴物の咬合面形態はとても悪いので、それは咀嚼効率に影響を与え、関節に負担が掛かるというのは考えられるけど、説明もなくマウスピースが出来ていたという話を聞いて、少し疑問に感じました。
放置しても2年半で、75%の人が改善、治癒するので、マウスピースの効果があるわけでもないのに、効いているという説明にもなりそうですね。
といっても、長い歴史で、解明されることもあれば、ブームもあるので、常に情報収集をしないといけないですね。
HP新しくしました
2014年8月27日開業時に作ったHPの頃とは、パソコンのサイズも変わり、iPadも発売され、画面表示が崩れてきたので、新しいHPに変えてみました。
ちょっとふざけた部分は消したくないので、歯っぴぃ君はリニューアルされてまだ使っています。
開業してもう9年。早いわねぇ。
おそらく夏バテなのでしょうが、友人知人に癌の方が結構いて、自分は大丈夫なのか不安になる今日この頃。
PETを受けようか悩んでます。
去年は、健康診断で、バリウム飲んで、ぐるぐるレントゲン撮った後、トイレで白いゲロを吐いたのに、帰り道、ラーメン屋でラーメン食べて、帰宅して、また白い麺を吐いたので、バリウム以外の検診を考え中です。
HP新設、初投稿がゲロ話だなんて。
臨床談話会(阪大)
2014年7月11日4月20日に、阪大の臨床談話会へ行ってきました。
矯正用の小さなインプラントがあるのですが、それのお話です。
5年以上前に、アメリカ審美学会で見かけて、すばらしい!と思って個人輸入しようかと思っていたところ
少し遅れて日本でも認可が下りたので早速、愛用していたパーツです。
私は、最初の専門は補綴(かぶせ物)なので、そこから審美歯科に傾いていって、審美審美と言ってると
インプラントも必要だし、矯正も必要だし、歯周病も管理しなくてはいけないし、という進み方なので
所謂、昔の矯正というものをしていません。昔は矯正は本当に大変でした。
今は、装置は非常に使いやすくなっているし、ワイヤーは形状記憶だし、最終の歯並びはCADCAMで
設定できたりして、どんどん進化しています。
その中で、歯を遠心へ送る(歯を後ろへ動かす)というのは、ほぼ不可能に近いことだったのですが、
この矯正用ミニスクリューのおかげで、劇的に治療範囲は広くなりました。
歯科医になって15年間、いろいろな新商品に出会うけれど、これは三本の指に入るくらい必須アイテムです。
この談話会の先生は、韓国製のミニスクリューを使っておられて、その実物を見せてくれたのだけど
私が臨床で使っているのは、日本製で、見ただけで、日本製のほうが品質が良く、やっぱり日本の技術は
すばらしいなと再確認しました。
韓国製は折れやすいみたいで、そのリカバリー方法が、いざというときの勉強にはなったけれど、
日本製は折れたことがないし、折れると聞いたこともないし、入れるときのコツも、韓国製のほうは
先端がなめられるみたいだけど、日本製はサクッと入るし、自分の愛用品をお勧めしたくなったけれど
たぶん、輸入している会社のセミナー講師されているから、そういうしがらみもあるのかもしれません。
矯正の本場は、症例数で言えば、アメリカだと思いますが、装置や器具は徐々に日本製へシフトして
しまいます。日本の製品は、コピーではなくて、さらに改良されていて、本家を超えているので、少し
高くてもやっぱり日本製は、信頼度が高いです。
ドイツ製もとてもいいです。
矯正用インプラントは、最終的に除去するので、体に残るものではないですが、折れたりするのは
術者もストレスになるし、部品の信頼性は高いに越したことはないですね。
今回の先生は、矯正の指導医をされているので、かなりの難症例もこのミニスクリューを使って治療されていて
ここまで使えるのか!と勉強になりました。
また、さらに応用範囲が広がりました。
photo_braces_01